キラキラ輝く銀色の粒がクッキーの飾りに使われているのを見かけますよね。クッキーやケーキなどのお菓子を華やかに彩っているあの銀色の粒状の飾りは、「アラザン」という名前。一見食べ物には見えない銀色の粒は何でできているのか調べてみました。
原材料名を調べてみると、「砂糖、コーンスターチ、光沢剤、着色料(銀箔)、 ゼラチン」などが使われているようです。あの銀色はまさに銀箔だったんですね。そう考えると結構ぜいたくな感じがします!
「アラザン」の名前の由来は、「アルジャン(argent)」。フランス語で銀を意味する言葉から来ているそうです。
銀色があるなら、金色もあるはずだと、短絡的な考えで探してみると、金色のアラザンも発見!なんと金箔が使われていました。アラザンを使えば一気に、ゴージャスになりそう。ピンクやグリーンに輝くアラザンも見つけました。色つきのアラザンなら、かわいくお菓子を飾れそうです。
ちなみにアラザンの味は、砂糖でできているので甘くて味などは特にないですが、カリカリとした食感が楽しめます。友人はボールベアリングそっくりで食べるのが嫌だと言っていました…。確かに似ている、というかそのまんまですね。何も知らなかったら、あの銀色の粒を食べられるとは思わないかも…。
アラザンの使い方
アラザンは溶かしたチョコやアイシングでデコレーション。
アラザンは砂糖でできているため、熱を加えると溶けてしまうことがあるので、オーブンで焼くときは低温で焼くか、焼いた後に飾った方がいいようです。そして、水分にも要注意。溶けてしまうので水っぽいものの飾りには適していないということです。
アラザンを飾れば、手作りのお菓子も華やかに。様々な大きさや色のアラザンがあるので、ぜひ飾ってみては。