天板にクッキングシートを敷く
クッキーなどの場合
クッキーやスコーンなど天板の上で直接生地をのせて焼く場合は、オーブンの天板の大きさに切ったクッキングシートを敷きます。丸まっていく方を裏返して敷くと元に戻りにくくなります。
天板の四隅に油やバターを塗っておくと貼りついて、丸まってしまうのを防いでくれます。
ロールケーキの場合
ロールケーキを焼くときには、天板を伏せて置き、天板の底の大きさにあわせて折り目をつけます。 その折り目より一回り大きくクッキングシートをカットします。(2~3㎝ほど大きめに)
折り目をくっきりつけるつけるために、一辺、一辺、内側にしっかり折っておきます。 カットしたクッキングシートの四隅に切れ込みを入れて、天板に敷き、切り込みを折り重ねて完成。
言葉で説明すると難しいですが、写真で説明すると分かりやすいと思います。分かりやすいように小さく切ったクッキングシートを折ってみました。
点線のところに切り込みを入れて、パウンドケーキ型、スクエア型にクッキングシートを敷く
パウンドケーキ型をクッキングシートの上に置き、大きめにカットします。クッキングシートの大きさはパウンドケーキ型を包むようにしたときに、1~2㎝ほど はみ出るくらい大きめにカットします。
パウンドケーキ型を伏せて置き、クッキングシートをかぶせて、底の大きさにあわせて折り目をつけます。
その折り目をくっきりつけるつけるために、一辺、一辺、内側にしっかり折っておきます。
オレンジ色の線のところに切り込みを入れて、(茶色の点線は折り目)そのままだと型からクッキングシートが浮いてしまうことも。 その場合は、パウンドケーキ型の内側やクッキングシートが重なったところにバターや油を薄く塗ると接着剤のかわりをしてくれます。
型から大きくはみ出てしまったときは、四隅のはみ出た部分に切れ込みを入れ、シートの四辺を外側に折っておきます。 はみ出だままだと生地を入れるときに邪魔になってしまうことも。はみ出した部分は処理しておきましょう。
丸型のケーキ型にクッキングシートを敷く その1
まず、ケーキ型をクッキングシートの上に置きます。底の丸い部分をなぞるように線を引き、その線に沿ってクッキングシートを丸く切り取ります。これで底の型紙が完成。ペットボトルのフタを丸型のケーキ型に見立てて、クッキングシートを敷く方法を説明します。 底の丸い部分をなぞるように線を引き、
次は、側面の型紙を作ります。 型の高さより2~3㎝高めにクッキングシートを帯状に切ります。ケーキ型の側面をすべて覆い、クッキングシート同士が5㎝~10cmほど重なる長さを用意します。
ペットボトルのフタは小さいので1枚で済みますが、実際のケーキの型には帯状に切ったシートが2~3枚必要になります。そこに、1~2cmの切り込みを入れていきます。
分かりやすく図にすると、クッキングシートの下1㎝のところ(茶色の点線)を折ります。丸型のケーキ型にクッキングシートを敷く その2
もっと簡単にクッキングシートを敷く方法も。折り紙のように折って、底と側面の型紙を一気に作ることもできます。
ケーキ型よりも大きめにクッキングシートをカット。 クッキングシートを切り紙のように折っていきます。マフィンやプリン型にクッキングシートを敷く
クッキングシートを正方形にカット。大きさは一辺がマフィン型の高さの2倍+底の直径。
ややこしいですが、思ったよりも大きめのクッキングシートが必要になります。クッキングシートを型に入れてみて、十分余裕があるようにカットします。
出来上がりはチューリップの花びらような感じになります。クッキングシートの正方形が小さいと、型に足りなくなってしまうので、要注意。
繰り返し使えるオーブンシート
何度も洗って使えるオーブンシートも売られています。切ることができるタイプなら、一度ケーキの丸型やパウンドケーキ型に合わせて切っておけば、あとは敷くだけ。
毎回、クッキングシートを切る手間が省けるのはうれしいですね。 それに、捨ててしまうのがもったいないシートを洗って何度も使えるのが便利です。
cottaオリジナル くりかえし使えるオーブンシート
クッキングシートをはがすタイミング
クッキーやケーキが焼けたら、そのまま天板の上に置いておくのではなく、すぐに型から出しケーキクーラーなど網の上に置いて冷まします。そのまま天板の上に置いておくと余熱で火が通りすぎ、乾燥してパサつく原因になります。
ケーキを焼いたときにクッキングシートをはがすタイミングは、ケーキの粗熱がとれてから。ケーキクーラーの上で冷ましたら、クッキングシートをケーキからそっとはがします。とくに、スポンジケーキやロールケーキの生地はもろいので、慎重に。
クッキングシートからきれいにはがせないときは、生地を入れる前にクッキングシートにバターや油をキッチンペーパーで薄く塗っておくと、はがれやすくなります。
ひっくり返して冷ますシフォンケーキの型にはクッキングシートを敷かなくてもOK。 クッキングシートを敷いてしまうと、ひっくり返して冷ますときに焼いた生地が出てきてしまったり、焼き縮みしてしぼんでしまいます。