これで、ばっちり!パウンドケーキ型や丸型などケーキ型のクッキングシートの敷き方 

2017年10月13日金曜日

お菓子作りのまめ知識

そのままケーキ型に生地を流して焼いてしまうと貼りついて取れなくなってしまうことも。 クッキングシートを敷いておくと、きれいに取り出すことができます。 クッキングシートを型にぴったり敷く方法ををまとめました。

天板にクッキングシートを敷く


クッキーなどの場合

クッキーやスコーンなど天板の上で直接生地をのせて焼く場合は、オーブンの天板の大きさに切ったクッキングシートを敷きます。丸まっていく方を裏返して敷くと元に戻りにくくなります。

天板の四隅に油やバターを塗っておくと貼りついて、丸まってしまうのを防いでくれます。

ロールケーキの場合

ロールケーキを焼くときには、天板を伏せて置き、天板の底の大きさにあわせて折り目をつけます。 その折り目より一回り大きくクッキングシートをカットします。(2~3㎝ほど大きめに)

折り目をくっきりつけるつけるために、一辺、一辺、内側にしっかり折っておきます。 カットしたクッキングシートの四隅に切れ込みを入れて、天板に敷き、切り込みを折り重ねて完成。

言葉で説明すると難しいですが、写真で説明すると分かりやすいと思います。分かりやすいように小さく切ったクッキングシートを折ってみました。

点線のところに切り込みを入れて、
ロールケーキのクッキングシートを敷き方
切り込みを入れたらオーブンの天板に敷き、四隅を重ね合わせます。
ロールケーキのクッキングシートを敷き方
生地にクッキングシートの跡が残らないようにはみ出たほうのクッキングシートは外側に折り込むのがポイントです。(写真の矢印に注目)

パウンドケーキ型、スクエア型にクッキングシートを敷く

パウンドケーキ型をクッキングシートの上に置き、大きめにカットします。クッキングシートの大きさはパウンドケーキ型を包むようにしたときに、1~2㎝ほど はみ出るくらい大きめにカットします。

パウンドケーキ型を伏せて置き、クッキングシートをかぶせて、底の大きさにあわせて折り目をつけます。

その折り目をくっきりつけるつけるために、一辺、一辺、内側にしっかり折っておきます。

オレンジ色の線のところに切り込みを入れて、(茶色の点線は折り目)
パウンドケーキ型のクッキングシートを敷き方
パウンドケーキ型に敷きこみます。
パウンドケーキ型のクッキングシートの敷き方
生地にクッキングシートの跡が残らないように、はみ出たほうのクッキングシートは外側に折り込みます。(写真の矢印に注目)

そのままだと型からクッキングシートが浮いてしまうことも。 その場合は、パウンドケーキ型の内側やクッキングシートが重なったところにバターや油を薄く塗ると接着剤のかわりをしてくれます。

型から大きくはみ出てしまったときは、四隅のはみ出た部分に切れ込みを入れ、シートの四辺を外側に折っておきます。 はみ出だままだと生地を入れるときに邪魔になってしまうことも。はみ出した部分は処理しておきましょう。

パウンドケーキ型のクッキングシートの敷き方

丸型のケーキ型にクッキングシートを敷く その1

まず、ケーキ型をクッキングシートの上に置きます。底の丸い部分をなぞるように線を引き、その線に沿ってクッキングシートを丸く切り取ります。これで底の型紙が完成。

ペットボトルのフタを丸型のケーキ型に見立てて、クッキングシートを敷く方法を説明します。 底の丸い部分をなぞるように線を引き、

丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
その線に沿ってクッキングシートを丸く切り取ります。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方

次は、側面の型紙を作ります。 型の高さより2~3㎝高めにクッキングシートを帯状に切ります。ケーキ型の側面をすべて覆い、クッキングシート同士が5㎝~10cmほど重なる長さを用意します。

ペットボトルのフタは小さいので1枚で済みますが、実際のケーキの型には帯状に切ったシートが2~3枚必要になります。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
帯状に切ったクッキングシートの下1㎝をまっすぐ折ります。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方

そこに、1~2cmの切り込みを入れていきます。

分かりやすく図にすると、クッキングシートの下1㎝のところ(茶色の点線)を折ります。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
1~2cmごとに切り込みを入れていきます。(オレンジ色の線のところを切る)
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
切り込みを入れたところ。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
こんな感じでケーキ型の中に敷きます。写真のように切り込みを内側にして、型になじむようにしておきます。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
切り込みを入れたら、ケーキ型に入れます。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
そうしたら、最初に丸く切っておいた底の型紙を敷いたら完成!クッキングシートが浮いてしまうときは、型全体にバターや油を薄く塗りましょう。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方

丸型のケーキ型にクッキングシートを敷く その2

もっと簡単にクッキングシートを敷く方法も。折り紙のように折って、底と側面の型紙を一気に作ることもできます。

ケーキ型よりも大きめにクッキングシートをカット。 クッキングシートを切り紙のように折っていきます。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
ケーキ型の半径と同じ長さでカット。折ったシートの先端をケーキ型の中心に合わせて切るとgood。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
図にすると、赤い点がケーキ型の中心。オレンジ色の線でクッキングシートをカットします。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
カットしたシートを広げて、ケーキ型に入れ、底の丸い部分の端に折り目をくっきり付けます。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
もう一度シートを取り出して、折り目まで切り込みを入れます。(オレンジ色の線を切る)
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
ケーキ型に入れて、切れ込みの部分がきれいに重なるようにしたら完成。
丸型のケーキ型のクッキングシートの敷き方
底と側面を別々に切る必要がなく、印をつけるペンを使わなくてもいいのが、便利です。デメリットとして焼きあがったケーキの側面は少しでこぼこしてしまうので、要注意!

マフィンやプリン型にクッキングシートを敷く

クッキングシートを正方形にカット。大きさは一辺がマフィン型の高さの2倍+底の直径。

ややこしいですが、思ったよりも大きめのクッキングシートが必要になります。クッキングシートを型に入れてみて、十分余裕があるようにカットします。

マフィンやプリン型のクッキングシートの敷き方
正方形に切ったクッキングシートを四角く折ります。 折り目をつけたら広げて、折り目に沿って切り込みを半分くらい入れます。(オレンジ色の線を切る)
マフィンやプリン型のクッキングシートの敷き方
切ったシートを型に敷きこんで完成。
マフィンやプリン型のクッキングシートの敷き方

出来上がりはチューリップの花びらような感じになります。クッキングシートの正方形が小さいと、型に足りなくなってしまうので、要注意。

繰り返し使えるオーブンシート

何度も洗って使えるオーブンシートも売られています。切ることができるタイプなら、一度ケーキの丸型やパウンドケーキ型に合わせて切っておけば、あとは敷くだけ。

毎回、クッキングシートを切る手間が省けるのはうれしいですね。 それに、捨ててしまうのがもったいないシートを洗って何度も使えるのが便利です。


cottaオリジナル くりかえし使えるオーブンシート

クッキングシートをはがすタイミング

クッキーやケーキが焼けたら、そのまま天板の上に置いておくのではなく、すぐに型から出しケーキクーラーなど網の上に置いて冷まします。そのまま天板の上に置いておくと余熱で火が通りすぎ、乾燥してパサつく原因になります。

ケーキを焼いたときにクッキングシートをはがすタイミングは、ケーキの粗熱がとれてから。ケーキクーラーの上で冷ましたら、クッキングシートをケーキからそっとはがします。とくに、スポンジケーキやロールケーキの生地はもろいので、慎重に。

クッキングシートからきれいにはがせないときは、生地を入れる前にクッキングシートにバターや油をキッチンペーパーで薄く塗っておくと、はがれやすくなります。

ひっくり返して冷ますシフォンケーキの型にはクッキングシートを敷かなくてもOK。 クッキングシートを敷いてしまうと、ひっくり返して冷ますときに焼いた生地が出てきてしまったり、焼き縮みしてしぼんでしまいます。

まとめ

お菓子を焼くときには欠かせないクッキングシート。ケーキ型の敷き方を知っておけば、お菓子作りの準備は万端。 さっそく、ケーキやクッキーを焼きましょう。

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はっさく
お菓子作りと甘いものが大好き!

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