バター
袋に入れた牛乳が旅のあいだに揺れて、分離してバターができたことから発見されたと言われています。
バターは最初は食用ではなく、化粧品として使われていたそう。バターは牛乳の乳脂肪分を固めてできていて、ビタミンAが豊富にふくまれています。マーガリン
戦争で不足したバターを補おうと、1869年のフランスでメージュ・ムーリェという化学者が考案。
マーガリンはコーン油などの植物性脂肪を固体状にして、乳成分などを加えて作られます。
油脂の含有率が80%未満のものはファットスプレッドとよばれ、マーガリンよりカロリーが低くなっている。ファットスプレッドは水分量が多いので、やわらかい。
バターは乳脂肪分から、マーガリンは植物性脂肪からできています。
やはり、牛乳から作られたバターの風味にマーガリンは勝てないようです。マーガリンはバターの風味には負けてしまいますが、あっさりとした味に仕上がるという特徴があります。
無塩バターは高いので ついケーキ用マーガリンで代用してしまいますが、マーガリンのほうがやわらかく混ぜやすいという利点もあります。
バターの本格的な風味も魅力的ですが、家庭で手軽にお菓子を作るならマーガリンを使うのもありではないでしょうか。